WOWOWにて鑑賞。
・・・っと言っても、だいぶ前に録っておいたのを
やっと鑑賞した次第ですが〜^_^;
イヤ〜実は、もっとけっこう怖い話じゃないのかと、
恐る恐る観始めたわけですが・・・。
←だって、このパッケージだって思いきりコワイでしょう?

まぁたしかに、映像的にも音的にも
くるぞくるぞ〜っと言う気配たっぷりな部分もあるにはあるんですが、
展開は、意外とシリアス(?)っぽい感じですよね。

幼くして失明した女性が、角膜移植手術の成功によって見えるようになるわけですが、
そのドナーには、あるヒミツが・・・。
少しずつ視力を取り戻していく彼女には、他の人には見えないモノが見え・・・。
たしか、むか〜し、マデリーン・ストウの映画だったかな、
やはり角膜移植で目が見えるようになって事件に巻き込まれる作品がありましたよね、「ブリンク」って言ったかなぁ。
でもあれは、また違う系統の展開なわけですが、
最初は、コレも、そう言った絡みの話なのかな〜っとも思ってました。
ラストも、悲劇ではあるものの、いちおう救いはあるかな。
WOWOWにて鑑賞。台湾映画。
親友であるモン・クーロウとユエチェン。
どこにも居そうな雰囲気の高校生の女の子たち。
ユエチェンがひそかに憧れる先輩チャン・シーハオへの思いを
モン・クーロウが彼女に懇願されて伝えようとするのだが・・・。
肝心のチャン・シーハオは、その友達の存在を信じようともせず
自分に接触してきたモン・クーロウに興味津々。
・・・ってのも、青春恋愛ドラマによくありがちな設定よね。
全体の雰囲気などが、なんとなくだけれど、岩井俊二監督の作品を思い出させるような気がしなくもない。

まぁともかく、ヒロインは、ボーイッシュな少女モン・クーロウであり、
相手役、チャン・シーハオは、どことなく妻夫木君にも似た感じの爽やか系好青年。
先に親友のその思いを知っちゃったから自分の気持ちに戸惑ってるのかな・・・っとも思えるモン・クーロウなのだけれど
体育教師に迫ってみたり、チャン・シーハオに思いを告げられると自分は男には興味がない〜〜などと言う。
ん?どのあたりまでが本心なんだか、見ていてもよくわからなかったり・・^_^;
親友のユエチェンも一途に憧れのチャン・シーハオを思っているわけだけど、
拾ったと言っては彼のスニーカーを隠し持っていたり
飲んだボトルを取ってあったりボールペンを持っていたり・・・
っとほとんどストーカーに近いものがあり、
ひょっとして、コレって怖い展開になるんじゃ?なぁんて思ったりしたけれど、
それもどーもそうじゃないらしい(爆)
たしかに爽やかな青春のヒトコマって感じではあるし
モン・クーロウもチャン・シーハオも初々しくてイイんだけどね。
前作(いちおう?)「スカルズ 髑髏の誓い」が
怪しいながらも意外と面白かったわけで
そのパート2っぽいコレはどうかな〜〜っとWOWOWで鑑賞。
(録画していたのをやっと鑑賞(爆))

ウーン〜〜、前作が、そこそこ有名な俳優が出てたわり
コッチはそんなに・・・って感じかな。

スカルズの新規メンバーになったばかりの主人公が
殺人事件を偶然目撃したり
そのスカルズの内部の隠蔽された部分に迫っていく
〜〜っと言う感じなど、似たような流れなのだけれど
イマイチ面白くないし、まぁメンバーがやっぱりパッとしないのがなぁ・・・。
この作品、公開時に観たかったんですが、
上映時間が予定と合わなくて見逃したので
DVDレンタルを待ってました。
1980年代に実際に韓国の田舎町で起きた連続猟奇殺人事件を元にしてあるため、
ほとんどの部分がセピアっぽい色使いになって描かれてます。
最後の部分が現代になるので、やっとそこで色が出てくる感じ〜。
で、なんで殺人の”追憶”なんだろう・・・?
・・・っとずっと見ながら思っていたのも
この最後の部分で納得しました(たぶん)。

ところどころにチョット〜これってコメディ?っと思えるようなタッチがあるのも、
全体を陰惨な事件が貫いているので、まだ少しは息抜きな部分になったかなぁ。
少し前に観たやはり韓国映画な「H」は、もう全編重苦しい〜雰囲気で辛かったですもん。
(またこれは後日アップしないとなぁ)

存在感タップリなおなじみソン・ガンホと組むことになる
もう一人の刑事にキム・サンギョン。
私はこのかたは、たぶんこれまで観てないような気がしましたが
最初はなんだかあんまりパッとしない感じだったのが
中盤からだいぶ頑張ってたように思います。
なんたって相手はソン・ガンホですもんね、強力な個性デス。

日本語吹き替えでも観たのですが、
ソン・ガンホ=山路和弘
キム・サンギョン=小山力也 なんですよ〜。
山路さんの声は、なんとなく合ってるかな・・って気がしたけど、
小山さんじゃぁないだろう・・・って感じデシタ。
もチット若い感じのする声のほうが良かったんじゃ?

音楽は、日本のドラマや映画で活躍する岩代太郎氏が担当してました。
けっこうイイ感じでした。
チャン・ドンゴンと仲村トオル共演の日韓合作な近未来SF(?)アクションもの。
まず設定の舞台は、伊藤博文暗殺が失敗に終わり朝鮮半島が日本の統治化にあるという歴史をすごした2009年のソウルで、
朝鮮独立を掲げるテロリスト集団の鎮圧に
坂本、西郷と言う捜査官がおわれている。
(井上って財閥も出てくるし、それらネーミングがチョットあまりにもねぇ・・・・(爆))
FBIならぬ、JBIってロゴの入った装備だったり、
またその史実と異なる歴史を歩んでいるストーリー自体が
ある策謀でゆがめられた結果だと言うことで、そこからSFチックな展開が生じる。
広島長崎の原爆投下も第二次世界大戦における日本の敗戦もない世界。
サッカーのワールドカップまで日本での単独開催となってたり・・。
もちろんたしかにゆがめられた結果なのかも知れないけれど、
それをまた強引に元に戻そう〜っとするのが善で
それでメデタシメデタシなんだ・・・って言うつくりには、
なにか哀しいような気持ちになるのは、日本側としての感想なのかなぁ。
いずれにしても、戦争がもたらした悲劇には違いないと思うのだけど〜。

まぁそれとは関係なく、仲村トオルちゃん演じる西郷の自宅が
ごく普通の捜査官なはずなのに、すごーーーーい豪邸、御屋敷なのにはビックリ!
トオルちゃんもその妻役の人までふだんに和服姿だし・・・
通用口から建物まですごく時間かかりそうな、大きな池まである大邸宅。なんなんだぁ、あの設定〜まさに西郷屋敷って感じ。
そしてそして、全編を通じて朝鮮の血を引く日本人・坂本ってことでのチャン・ドンゴン。
日本語セリフの量が半端じゃなく多くて、もちろんかなり大変だったんだろうけど・・・
気の毒なくらいでした。イヤ、いちおう日本語を喋ってるんだけどね、
その日本語セリフにも韓国語セリフの時と同様日本語字幕が必要かな・・・って感じ(^_^;)
14世紀後半、明が君臨する中国。
高麗からの使節団が送られてくるが、かつて明の使者を高麗側が討ったいきさつから、
使節団は捕えられ砂漠へ流刑させられる。
途中、蒙古軍が明兵を襲ったため、捕えられていた高麗使節団は砂漠で
急遽自由の身になるのだったが・・・。
使節団を統率する高麗の若き将軍は、
ちょうど蒙古軍に捕えられていた明の姫を救うことで
南京城へ入城でき、自らの力を示せるのではないかと、かなり無謀な行動にでる。
流刑で疲れ果て戦力もない高麗軍と
奪われた明の姫を取り戻そうと容赦なく追いかけてくる多勢な蒙古軍。
厳しい戦いが場所を変えながら続く〜。

姫役なチャン・ツィイー嬢はもちろん馴染み深いが、
他の韓国男優陣は、詳しく知らないかたがたデシタ。
・・・っと言っても、弓の名手で渋く実質トップ〜って感じのリプ役のアン・ソンギなどは、ベテラン名優らしいし、
元奴隷ながら槍の達人ヨソル役のチョン・ウソンも、人気俳優らしい。
特にこのヨソルの役が寡黙にしてメチャメチャ格好イイせいもあり
(姫も惚れてたもんねぇぇ(爆))
やっぱり一番目立ってたのは、チョン・ウソン。
出演作「ユリョン」もいちおうは観てたと思うんだけれどあまり記憶になく(^^;(チェ・ミンスが目立ってたのかなぁ・・)
初めて観る俳優さんかと思った。
パッケージ等では、チャン・ツィイー嬢とともに表を飾る将軍役のチュ・ジンモにいたっては、
その役がまぁ、あまりにも傲慢でそのくせ肝心の時はめっぽう弱いっつう情けない役だったせいか、
どうかした時の表情・横顔が反町に似て見えたりもしたせいか
あんまり好みじゃなかった(爆)

ただ、最後にはひょっとしたら誰も生き残らないんじゃないの〜?って思えるほどの戦闘シーンが、
なんかもう延々観てるといいかげんしんどかったかなぁ・・・。
若き将軍の無謀な作戦と、ちょっと城外の自由を味わいたかった姫君の気まぐれがもとで、敵味方、さらには追随する民たちまで巻き込んで
失われた命が多すぎて悲惨な感じ。
結婚を目前にしてのバチュラーパーティー終了後、
朝目覚めるとパーティーに呼んだダンサーが傍らに寝ててビックリ!な新郎(?)
結婚前からなにかと思いっきり指図しっぱなしな未来の新婦に
バレないようになんとか切り抜けようとすればするほど
次から次へとハプニングが・・・。
それでももう会うことのないダンサーだと思ってれば
なんと新婦の従妹だし〜の最悪な事態に(爆)

情けな〜い新郎にジェイソン・リー。
真面目だけどキッツイ新婦にセルマ・ブレア。
その従妹にジュリア・スタイルズ。
従妹には、やけに凶暴な元彼な刑事がつきまとっていたり
新郎の兄は実は・・・・っと、終始ドタバタなラブコメディーって感じかな。
劇場公開時に遠征して(しかも2度も!)観た作品ですが、
例によってその時のアップをしっかりサボってるので
今回のDVD鑑賞時には絶対アップしなきゃ〜っと思っていた
(通算3度目の鑑賞ですしね〜(爆))お気に入りの作品。

・・・っと言っても、特に贔屓の俳優さんが出てるわけでもないし、
なんせ遠征しなければ観れなかったほどで、上映館も少なめで
けっこう地味〜に公開だったはず。
なんで観たくなったかって言うのも、FOXの映画なので
この当時FOXチャンネルで、まぁかなり頻繁に予告等のスポットが
イヤってくらい流れてたんですね、それで、こりゃ観にいかなくちゃ・・・って言う気に、なんだか自然にさせられて〜(爆)

天才的なドラムテクニックを持つデボンが、奨学生としてA&T大学へ入学、
マーチングバンド部でも当然ながら新人らしからぬ活躍ぶりを発揮するが
同時に自信家で協調性のない彼は、問題も起こしていく。
おまけにメンバーの必須条件であるはずの”楽譜が読めない”という点を彼はごまかしていて・・・。

こうゆう青春根性スポーツ(マーチングバンドですものっ)系って
けっこう好きなのよねぇ〜♪
マーチングバンドのバトル、さらにはメインのドラム対決、
迫力ものデス!(劇場鑑賞時は時にホントにビリビリと体感できました♪)
スポーツのハーフタイムショーで披露するシーンだったりするわけで
当然チアガールなどもいるんだけど、もちろんそれらが目立たないほど、
主役はマーチングバンド、そしてドラム!
オススメです♪
なんとなく劇場鑑賞しそびれた作品だったのでDVD鑑賞。
ヴィゴ・モーテンセン主演のアクション・アドベンチャー。

自らが運んだ軍からの伝令により先住民族の大虐殺を目の当たりにし
また自らも先住民族の血も引くがゆえに自責の念にかられるカウボーイ、フランクは、
旅回りの西部劇一座のメンバーに身をやつし酒びたりな日々。
そこへアラブの世界一過酷なレース、オーシャン・オブ・ファイヤーへの参加要請が。
愛馬ヒダルゴでレースに参加するフランクだったが・・・。

あきらかに乗馬抜群なヴィゴさん、嬉々としてフランク役を演じてるのが伝わってくるような。
やっぱこれ、付け焼刃な乗馬経験の俳優さんじゃぁ、こうはいかないでしょう、きっと。
ほとんどが砂漠、砂漠、砂漠・・・なので、色合い的には単調なアースカラー(サンドカラーか?(^^;)ではありますが、
フランクと妙に目で演技する(笑)ヒダルゴの様子が温かく、
ラスト、群れのなかに放ってやるまで描かれてました。
そのぶん、まぁ普通ならチョット華やかさを加える役割的なアラブのヒロインや
敵役(?)英国女性は、いたって地味〜〜デシタが(爆)
そのアラブの族長の娘ジャジーラ役には、
あのXファイルのスピンオフ的ドラマ、「ローン・ガンメン」のイヴ役だった
ズレイカ・ロビンソン。
まぁた微妙な配役だなぁ〜〜ヒロイン?って思いましたもの、最初。
まぁでもあくまで脇役ですもんね。
哀川翔、主演100作目の記念作となるヒーローもの(?)(爆)
三池崇史監督・宮藤官九郎脚本。
何気に渡部篤郎さんが共演してることもあり、
劇場鑑賞も何かとのハシゴなら・・っと狙おうかと思ったのだけれど
それは実現せず、今回のDVD鑑賞となりました。
(結果的には・・・それで無難に良かったかも〜な(爆))

気弱な小学校教師、市川新市。
学年主任とは名ばかりで生徒からバカにされるほどだし、
そんな父親のせいで息子までイジメにあうほど。
そんな新市の趣味は、かつて見たヒーローもの「ゼブラーマン」(しかも7話打ち切り)の衣装を
ひそかに手作りし楽しむことだったわけだが、
なぜか不気味なカニ男が出現したり
最終的には宇宙人侵略を防ぐために核爆弾が投下される寸前な事態となり
だんだんと本物なヒーロー・ゼブラーマンへと進化していくスゴイ展開(笑)
この前にアップした「花」と続けて観た私もかなり妙なヤツだと思いますが(爆)
まさか「花」では普通に初老な弁護士役を熱演してた柄本明・・・
今作では変態チックな”カニ男”ですよ。
役柄の幅、広いねぇ〜(^^;
緑色のニュルニュルした物体から出現するエイリアン
頭デカイしどことなく「マーズアタック」を彷彿とする感じだったり
新市の息子役も新市に”浅野さん”と尊敬して呼ばれる少年役の子も
なかなか味があって可愛かった。
”浅野さん”の母親役で鈴木京香も出演だが、
なんたってゼブラーナースとして新市の夢の部分に現れるのがビックリ。
超SEXYでしたよ〜。
まぁなんて短いタイトルっ!漢字一文字だもんねぇ。
あまりに短すぎて、最初”花”だけにして書くだけ書いて
アップしようとすると、
「タイトルが短すぎます」ってエラーになるし・・・・もう、メゲそうになりましたよ〜だってホントに一文字なのに〜(爆)

・・・っと気を取り直して書き直し(^^;

大沢たかお主演のロードムービー(って言うんだよね、この系統)
原作は「GO」などの金城一紀。
大沢さんの作品じゃなかったら、およそ私は守備範囲外ととらえて観てなかったかもなぁ〜(爆)な、
そんな静かな雰囲気の作品でもある。

普通のサラリーマンだった野崎(銀行員だっけか?)が
ある日突然の体調不良に受診すると、いきなり動脈瘤の宣告を受ける。
手術をしなければならないが、成功しても記憶が欠落するおそれがあるという。
驚きと恐怖により、会社も辞め、恋人にも連絡をせず、現実逃避な生活を送ろうとする彼に、1週間の短期バイトの誘いが。
初老な弁護士鳥越に九州まで車で同行するという仕事だった。
目的はホスピスで亡くなった前妻の遺品を受け取りに行くのだというが、
高速も使わず、何日もかかる実にゆっくりとした二人の道中が始まる。
ところどろこに遠藤憲一、仲村トオル、西田尚美、椎名桔平、樋口可南子などなど、
なかなか豪華な顔ぶれが現れるが(遠藤憲一にいたっては、最初にホント一瞬だもんねぇ〜)
目的地に到達し、野崎も鳥越も新たなスタートを切ろうとするまで
ほぼ全編を大沢と鳥越役の柄本明の二人がゆったりと・・・。

近年映画出演作が続く大沢さんの作品のうちの一本。
「解夏」でもそうだったけれど、ここでも言ってみれば病身な役でしたねぇ。
アレック・ボールドウィン主演の近未来アクションもの。
なんでも製作総指揮も彼らしい。

まず、小型飛行機墜落事故が起き、同乗の妻子を失い、自分だけが重傷ではあるものの助かった一人の男。
事故の後遺症で過去の記憶の大半が失われていたようだったが・・
彼には、同時に秘密の任務もあり、
事故後の治療を受けるかたわら、任務遂行にも海外へ向かったり〜。
・・・が、記憶乱れに気付き、危機をしのぎながら真相を突き止めようとする。
事故はもちろん、彼の記憶、彼の”身体”にも、実は秘密があったのだった。
うーんと貫禄のつきっ放しだった感のアレック・ボールドウィンだが(爆)
まぁ微妙にだけれど、今作では昔のもう少しシャープな感じに近付いてた、じゃなきゃ、あまりにも身体が重そうでアクションっぽいものだと
観ててもツライもんねぇ〜(^_^;)
記憶の操作ってことで、ベン・アフレックの「ペイ・チェック」あたりと
チョット似通った感じもあるかな〜。
WOWOWにて鑑賞。
未見なのも知っていたものの、それほどしっかり観ようと狙っていたわけではなかったが
(少々守備範囲外かな・・・っていう気持ちもあったし(^^;)
つい、観始めちゃったら、結局観ちゃいました〜(爆)
ヒース・レジャー主演の戦争スペクタクルロマン。
19世紀末のイギリス軍が領土拡大に闘っている時代が舞台。
若きエリート士官である青年ハリーがかねてからの意中の女性エネスとの婚約も決まり
まさに至福のときであったわけだったが、
そんな彼の部隊がスーダンへの派遣がきまり一変する。
優秀ではあるものの使命によって戦争をすることに疑問を隠せないハリーは除隊してしまう。
周囲からは臆病者と思われるようになり、それまでの仲間からもその印である白い羽根を送られ・・・。
婚約者エネスの態度も同様で去られてしまう。
(このへんがね〜チト理解しがたい感も・・・結局彼女は恋人は
エリートである必須条件があり、気位高い人だったんでしょうねぇ)
しかし、かつての友らが異国の地で厳しい戦いを強いられてるとなると
ハリーは、みずから人知れず現地に向かい、彼らの後方支援をしようとするのだが・・・。
国の領土のため使命のための戦いには納得いかないが
自分の友の命のためならどんなに厳しい状況でも決してひるまないハリーの熱き思いはわかる。
ボロボロになってのヒース君の熱演もスゴイ。
ハリーを守護神のように守る黒人奴隷なジャイモン・フンスーとの交流もなかなかに感動的。
砂漠の映像も見事なくらいだし、もちろん戦闘シーンも迫力がある。
ただ・・・臆病者として彼の前を去り、やがてハリー同様に自分を想っていた同僚ジャックと交流しながら、
葛藤しているようなエスネの様子が、あのケイト・ハドソンの常にキラキラオーラのお姫様ふうな様子からは、伝わってこなかったぶん
むしろこのヒロイン・・・ってあんまり好印象じゃないよね。
戦地で失明し(結果ハリーに救われて帰国するわけだけど)たジャックとの婚約を決意する様子だったけれど、
それすらもなんかあんまり潔いって感じじゃないし、
なんか悲劇のヒロインに自ら酔いしれてるふう?(爆)
で、よく理解できない最後だったのだけれど、
ジャックは、ハリーとの再会で自分を敵地で救ってくれたのがハリーだと認識したわけだし、
エスネの気持ちやハリーの気持ちをふまえると身を引くんじゃないの?
ラストにハリーとエスネが手を繋ぐところで、なんかまた少々退いてしまったよ。
ウーーン、たしかに最近の軽いラブコメっぽいのならイイ感じの
ケイト・ハドソンも、こうゆうシリアスタッチなのは向かないんじゃ?
・・・っと思いました。
エドワード・バーンズ主演の詐欺師もの。
そして、もちろん”騙し”なサスペンスです。
ちょっとシツコイくらい”騙そう”って匂いがプンプンしてるので、
覚悟して観たほうがイイかも・・・まぁ私は、好きな系統の作品ですが。

まず詐欺師グループがいつものようにカモるわけだけれども、
その元がある暗黒街なボスだったことから、少々軌道を外れて
次なる大仕事を抱えてしまうことになる・・・(ウーン、このあたり、
よくある展開かも〜)
500万ドル強奪と言う、それまでの彼らの詐欺からすると
破格で無謀な計画を余儀なくされるわけだったが・・・。
古参なメンバーが報復されたり、新規加入メンバーがいたり
仕事を強要するボスに見張りをつけられたり
さらにはなにやら因縁あるらしい捜査官が付きまとってきたりと
まぁホントに胡散臭い連中が次々現れてくる。
メインなエドワード・バーンズに、レイチェル・ワイズ、ダスティン・ホフマンにアンディ・ガルシア、そして最近チョットお気に入りなブライアン・ヴァン・ホルト(「閉ざされた森」「S.W.A.T.」など)君もいるし、けっこう豪華デシタ。

ところで今回のエドワード・バーンズを見てて、
その短髪具合といい、顔の長さといい、妙にベン・アフレックに似てるなぁ〜って初めて思いました。
いやぁ、まぁベン・アフレックのもっさりとした感じより
エドワード・バーンズのほうがだいぶ好みなんですけどね〜。
でも黒いサングラスなぞして目が隠れてると、ほとんど区別つかないくらいの状態なような・・・。
そそ、似てると言えばね、共演なベテラン陣、ダスティン・ホフマンと
アンディ・ガルシア。
これがまぁこの役柄の格好って言うか、髭のはやし方やら
少々キレ気味なセリフの喋りかたやらが
なんか微妙に似て見えるんですよ〜。
これまでこの二人が似てるなんて思ったことなかったから、
コレも何か”騙し”な展開に関係あるのかと思ってたら・・・
そりゃ深読みしすぎデシタ(爆)
チョウ・ユンファ主演の(ちょっとコメディ入った(^_^;))アクションもの。
もともとマイナーなコミックが原作だって言うからね、たしかに(爆)

世界の運命を決定することが出来るという”巻物”がチベットの寺院で
修行を積んだ高僧間でひそかに継承されていた。
厳しい修行のすえ、僧モンクがまさに師から受け継ごうとしているとき
私欲にかられ巻物を狙うナチ残党ストラッカーが襲撃し
モンクは巻物を携えたまま谷底へ・・・。
そして60年後、彼が姿を現したのは、ニューヨーク!
次の継承者探しのモンクと知り合うのは、どーーみてもチンピラな手癖の悪いカーだったわけだが〜。

アクションはもちろんだけれど、表情だってその笑顔にあいきょうのあるチョウ・ユンファの魅力はなかなか生かされてるんじゃないかしら。
もちろんどちらかと言うとコメディタイプなショーン・ウィリアム・スコットとの相性も凸凹コンビっぷりでけっこうイイ感じ♪
さらにこれに絡んでくる謎の美女バッドガールもいたりして
けっこう面白かった♪
僧なだけあって、なんて答えれば良いのさ・・・って感じの禅問答みたいなのもあったりね。
ラストに見せるチョウ・ユンファの特殊メイクも必見かも〜(笑)
なんとなくこれまで縁がなくて未見で
WOWOW放映を録画していたんだけど、それもなかなか観出せずに
ようやく今頃鑑賞。

傍目には(実際にもよね?)何にも不自由なく会社経営者の夫と
一人息子との三人暮らしを郊外で優雅におくってる妻が
強風のある日、息子の誕生日プレゼントを買いに街に出たがために
思いっきり強風にあおられ、そしてすれ違い知り合った青年と
恋に落ちてしまう・・・それから彼女の生活は一変し・・・・。
・・って、さすがにダイアン・レインはそりゃキレイだよ、
でもねぇ、夫がなんたってギアさんでしょ?じゅうぶん格好良すぎるほど。
会社経営者だし、だからって別に仕事の鬼になって家庭を顧みないって言うタイプでもないし、
妻にも息子にも十二分に優しい。
で、いくら運命の出逢いだからって、もうドップリその若い兄ちゃんに
入れこんでいく妻、コニーに、なぁんかどうもねぇ・・・・
ウーム、どうなんでしょう、同性の観点からのヒガミ?(オイオイっ(爆))
まぁ、これが夫がギアさんじゃなく、もっと冴えない中年男性で
しかもいろいろと不満タラタラだったらわからないでもないけどねぇ。
そりゃオリビエ・マルティネス君、フランス人なのになぜかラテン系で魅力的だし(*^_^*)(爆)
妻の突然の裏切りに動転し、ほとんど発作的に悲劇を招いてしまう夫ギアさんも
その犠牲となったマルティネス君もひたすら気の毒〜〜って感じに見えてしまいましたよ。
あと、でも、なんでその知り合うきっかけとなった強風の日、
彼女がわざわざ電車で出かけたんだっけ?
強風の運転を避けたから?
車は夫婦別々だったみたいだし、そのあと郊外の買い物などにも
さらに急にむかったときも、ちゃんと車運転してたのにね。
その時、いつもと同じように車で出かけてたら、
あんなにスッ転ばずに、当然ながら彼と出会うこともなかったのに・・・ってのが”運命”なんですかしら (((((^^;)
フランスの人気コミックが原作、
それを当初ハリウッド映画化も考えられたが途中で断念
リュック・ベッソン脚本により映画化が実現した作品らしい。

タイトルにもなっているミシェル・ヴァイヨンをトップドライバーとするレーシングチーム・ヴァイヨン。
父親をオーナーとし、やはり元レーサーな兄がチーム監督、
(もちろんヴァイヨン家自体もかなりの富豪らしい〜)
親友スティーブやデビッドらを率いて、ル・マン24時間耐久レースに出場を目指していたが
積年のライバルチーム・リーダーが接触してきて
妨害工作もあり途中デビッドが事故死してしまう・・・。
まぁこのライバルチームの妨害工作が卑劣って言うか、もう完全に犯罪で(爆)
だって、狙撃なんかしちゃうし、最後の手段ではオーナーを誘拐して
相手に勝たせないようにしちゃうんだよ〜スゴイでしょう〜?
最初からデビッドの事故死を導いちゃうし
もうねぇ妨害工作の枠を越えてる(爆)
まぁもちろん、そんななか冷静にそして根性でミシェルが、チーム・ヴァイヨンが乗り切っていくわけだけどねぇ。
その途中退場なデビッドの妻でレーサーでもあるジュリー役には
あの「トロイ」でオーランド君と一緒にとんだバカップル(爆)を演じたダイアン・クルーガー嬢。
なんせレーサー役なだけあって、美貌を披露するって言う役柄ではないけれど
コッチのほうがシャープでイイ感じに見えました。
「リディック」公開直前ってことで、前作であるこの作品、
実は、劇場鑑賞もできなかったし、レンタルもしてきたり
WOWOWだったかのオンエアも観ようともしたし
再三挑戦してみたにも関わらず、その時寝不足気味だったのか
なんだったのか、作品の全体の色合い(?)が暗っぽいと言うか
茶色っぽいというか、ダークな感じっつうか・・・
まぁようするに鮮やかではなかったせいもあり、
最後まで鑑賞した記憶が無い・・・部分部分は覚えてても〜(^^;
(時間もなくレンタルもかまわず返却したもんねぇ〜たしか)
かなり意識喪失っぽく(爆)、こりゃ絶対に再鑑賞しておいたほうがイイな・・・っとあらためてレンタル鑑賞してみました。
(今回はちゃんと観れた〜♪)

凶悪犯であるリディックが護送される途中宇宙船が不時着してしまい
しかもその惑星には、皆既日食時に現れる凶暴なエイリアン(?)がいて、リディックを含める搭乗者たちが、危険にさらされる。
彼らははたして無事脱出できるのか〜?

ビン・ディーゼルが、その風貌をいかし(?)まさに強烈な個性のハマり役を演じる、SFアクションホラー。
エイリアン的でもありスターシップトゥルーパーズ風でもあり・・・・って感じの作品。
そうか、ここにコール・ハウザーも出てたのね〜〜っと改めて確認。
まぁでも、比較的地味目な俳優陣だったし、
そうゆう意味では、続編「リディック」は、それにくらべてかなり豪華な配役できたみたいよね。
(カール・アーバンが楽しみだぁ〜(*^_^*))
WOWOWにて鑑賞。
1987年、スティーブン・スピルバーグ監督、クリスチャン・ベール主演の戦争ヒューマン(?)大作。
以前からこの作品の存在は、知っていたけれど、なにしろ作品の時間は長いみたいだし(153分)
根性と気合いがなければなかなか観れないだろうなぁ・・・っと思っていたし
わざわざレンタルしてホントに観るのか?守備範囲か〜?っとずっとそのままになり縁がなかった。
今日は、たまたまWOWOWにチャンネルを替えたらやっていて、
最初のころの20分くらいはもう過ぎていたのだけれど、
あ〜〜これかぁ、っと思ってチラッと見始めたら、なかなか離れがたくなってしまった(^^;
日本軍が中国本土を占領している時代の上海、それでも比較的優雅で裕福な暮らしを維持するイギリス人家族の少年ジムが主役。
平和な暮らしから一転、日本軍の侵攻にともなう混乱で両親と生き別れになり、
身の危険を感じながらもたった一人で、生き抜こうとしていくジム少年。
途中、ほとんど売り物扱いのようにしてゲットされたわけだが
アメリカ人らと知り合い、そして彼らとともに収容所生活が始まる。
生き残るすべを日々の状況から学び、日に日に逞しく成長していくジムの様子が、最後、日本の敗戦によって収容所生活も終わり、
探しにきた両親と再会するまで描かれていた。
あの「アメリカンサイコ」や「サラマンダー」や「リベリオン」などのクリスチャン・ベールの子役時代(?)の長編だと思うと、
たしかに面影がしっかりあるぶん、ほぉぉ〜〜って感じがする。
クリスチャン・ベール、少年時代のほうが妙に演技派路線だったのかしら・・・ほぼハーレイ少年路線(爆)
彼と絡んでいくアメリカ人にやっぱりまだまだ若いジョン・マルコビッチがいたり、
日本兵に伊武雅刀がいたり、設定が設定だから、日本語なセリフも
あちこちに流れてくる。
やはり戦争がもたらした悲劇をメインに描いているわけだし、
ホントにまさに命がけで終始走り回っている感の少年ジムを目で追っているだけで息もつまるし、ハラハラもするし・・・。
だからと言って、感情移入して涙腺にうったえかけてくるって言うのでもないのは、やっぱりその状況の過酷さからだろうか。
両親に再会でき戸惑いながら母親に抱きついたジムの目に涙が
なかったのは、成長を現すのか、それとももう枯れるほど泣いたあとの
放心状態というか、ひたすら虚無な表情なのかなぁ・・・っと、
どうとらえたらいいのかわからなかった。
ジム少年の過酷な日々の間、両親は両親で別の収容所生活とかしていたんだろうか?
ジム以外にも多勢のはぐれた(?)子達をそれぞれ探し引き取りにきた欧米人と思われる親たちの身なりが
なんか妙に戦後と思えないくらい小奇麗で(まぁ子供達もすっかりキレイになっていたからアタリマエなのかな・・・)
どうゆう背景なのか、よくわからなかった。
ジムなどがあれだけ過酷な状況だったんだから、親たちだってきっとそうよねぇ?
だいぶ前にTVオンエアを録っておいて放置していた作品(^^;
TV放送タイトルはたしか「エグゼキューター・復讐の黙示録」
となっていたと思うが、DVD等では原題の「フォース・エンジェル」みたいだ。
劇場未公開みたいだし、オンエアしてたのもたぶん深夜枠だったようだし
かなりB級アクション系なのかな・・・っと、およそ期待もせずに
観始めたわけだけど
これがけっこう面白かった。
主演はジェレミー・アイアンズ。
ロンドンの雑誌記者であるジャックが、取材旅行兼家族サービスの旅行と言うことでインドへ向かおうとする。
その飛行機で武装テロリストグループのハイジャックに遭遇し
いったんは乗客の一部が解放されそうになるが
その瞬間に銃撃戦となり機体も炎上を始め
バラバラで機外に逃げようとしていた家族のうち
妻と娘二人が目前で銃撃の犠牲になってしまう。
ジャックと一番下の息子だけは、かろうじて助かるが、
そののち、逮捕された犯人グループが釈放されてしまったことを知ったジャックの復讐が始まる。
ジャーナリストとしての力もいかしつつ、なんとか犯人達への
追求を〜っと孤軍奮闘し始めるわけだが、
犯人グループとその要求先のアメリカ政府にも何か繋がりもあるようで
事件はうやむやにされ片付けられそうになっていた。
唯一彼の話に耳を傾けたCIA職員もいたのだが・・。
事件後、次々と起こる殺人事件にハイジャック事件が絡んでると睨んだFBI捜査官が乗り込んできたり、
ジャックとテロリストグループ、CIA、FBIと、
三つ巴、四つ巴状態に復讐劇が展開していく。
まぁ、いくら軍経験があるらしいとは言え、
ジャーナリストが急に武器を扱い、強敵陣を倒していくのが
かなり出来すぎ・・・な感は否めないけれども、
ジェレミー・アイアンズに、絡んでくる人物たち、CIAのジェイソン・プリーストリー、
FBIのフォレスト・ウィテカー、
旧友なシャーロット・ランプリングなど
次々登場してくるメンバーがけっこう豪華なのにもビックリ。
B級と思って観始めて、失礼しました〜〜って感じでした。(爆)

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