LOVERS

2004年8月30日 劇場鑑賞映画
(←は、小説「LOVERS」文庫版画像ね。)

チャン・ツィイー、金城武、アンディ・ラウ共演、チャン・イーモウ監督の時代劇アクション大作。
唐の時代、飛刀門と呼ばれる反乱軍とその鎮圧を使命とする官吏ら。
「HERO」に通じるような虚々実々な世界が、またさらに美しい色合いで描かれている。
・・・っと言うのも、もともとは、「HERO2」なるものの製作の予定でもあったらしい。
(たしかに、そうだ、金城さんがあの「HERO」の続編に出る〜っと言うので期待してたもの)
チャン・ツィイー嬢・刺客、金城さん・王の息子、アンディ・ラウ・将軍・・・なぁんて言う当初の予定でもあったらしい。
〜が、結局は、まったく別のモノとして作られることになったのは、
ハリウッドのような続編に継ぐ続編〜っというのを監督が嫌ったからみたい。
(まぁ、結果は、おそらくこれで良かったんだと思うのだけれど、
そのありきたりな続編版ってのも、チト観てみたかったような気も・・・(爆))

概して言えば、シャオメイ、ジン、リウの三人の愛が絡み合う物語なのだけれども、
なにぶんにも、男2人に女1人。
チャン・ツィイー嬢をめぐっての金城さんとアンディ・ラウ。
ただ、個人的好みからすれば、若い金城さんと(またそれに格好イイんだ、弓を引くシーンなどレゴラスも真っ青!(爆)馬上姿も様になってるし(*^_^*))
だいぶ年上なアンディ・ラウの微妙に偏執的な雰囲気と比べちゃ、
誰が迷うか・・・ってとこでねぇ(笑)
もう並べただけでシャオメイじゃないけど、決着はついてるでしょ・・って感じでもあり〜(^^;

これまでの役柄のイメージで、わりと好き勝手な姫君って言うのが多かったようなチャン・ツィイー嬢のような気がするけれど
(ちょうど少し前に観た「MUSA」でも元をただせば悲劇の原因を作ったのは姫君の気まぐれだったし・・)
この役は、可憐でかつ凛々しく、今まで観たなかで一番素敵だったねぇ、文句なしで美しかった!

邦画や日本のドラマじゃない金城さんも少しは観ているんだけれども、
最近は、ずっと日本語を喋る金城さんに見慣れていたせいか(笑)
冒頭あたりは、慣れるまでに大変だった(爆)
だからかなぁ、彼の声って特長あって(好みもあると思うけれど)素敵じゃない?
もちろん日本語じゃないからかもしれないけど、セリフのアチコチに
微妙に、ん?コレって金城さん本人の声?って思えたのがあったような気がするんだけれど、気のせいかなぁ・・・。
早口で中国語なセリフを喋る声と普通に日本語を話す金城さんの声とは
その発音具合で違って聞こえちゃうだけなのかな。

劇場公開とほぼ同時にこの製作現場密着の「LOVERS外伝」なるDVDも発売(レンタルもか?)されたらしい。
それもぜひ観てみたいかも〜♪

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