WOWOWにて鑑賞。
未見なのも知っていたものの、それほどしっかり観ようと狙っていたわけではなかったが
(少々守備範囲外かな・・・っていう気持ちもあったし(^^;)
つい、観始めちゃったら、結局観ちゃいました〜(爆)
ヒース・レジャー主演の戦争スペクタクルロマン。
19世紀末のイギリス軍が領土拡大に闘っている時代が舞台。
若きエリート士官である青年ハリーがかねてからの意中の女性エネスとの婚約も決まり
まさに至福のときであったわけだったが、
そんな彼の部隊がスーダンへの派遣がきまり一変する。
優秀ではあるものの使命によって戦争をすることに疑問を隠せないハリーは除隊してしまう。
周囲からは臆病者と思われるようになり、それまでの仲間からもその印である白い羽根を送られ・・・。
婚約者エネスの態度も同様で去られてしまう。
(このへんがね〜チト理解しがたい感も・・・結局彼女は恋人は
エリートである必須条件があり、気位高い人だったんでしょうねぇ)
しかし、かつての友らが異国の地で厳しい戦いを強いられてるとなると
ハリーは、みずから人知れず現地に向かい、彼らの後方支援をしようとするのだが・・・。
国の領土のため使命のための戦いには納得いかないが
自分の友の命のためならどんなに厳しい状況でも決してひるまないハリーの熱き思いはわかる。
ボロボロになってのヒース君の熱演もスゴイ。
ハリーを守護神のように守る黒人奴隷なジャイモン・フンスーとの交流もなかなかに感動的。
砂漠の映像も見事なくらいだし、もちろん戦闘シーンも迫力がある。
ただ・・・臆病者として彼の前を去り、やがてハリー同様に自分を想っていた同僚ジャックと交流しながら、
葛藤しているようなエスネの様子が、あのケイト・ハドソンの常にキラキラオーラのお姫様ふうな様子からは、伝わってこなかったぶん
むしろこのヒロイン・・・ってあんまり好印象じゃないよね。
戦地で失明し(結果ハリーに救われて帰国するわけだけど)たジャックとの婚約を決意する様子だったけれど、
それすらもなんかあんまり潔いって感じじゃないし、
なんか悲劇のヒロインに自ら酔いしれてるふう?(爆)
で、よく理解できない最後だったのだけれど、
ジャックは、ハリーとの再会で自分を敵地で救ってくれたのがハリーだと認識したわけだし、
エスネの気持ちやハリーの気持ちをふまえると身を引くんじゃないの?
ラストにハリーとエスネが手を繋ぐところで、なんかまた少々退いてしまったよ。
ウーーン、たしかに最近の軽いラブコメっぽいのならイイ感じの
ケイト・ハドソンも、こうゆうシリアスタッチなのは向かないんじゃ?
・・・っと思いました。

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